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それから 私たちは 真弥の家が経営する 海の家のバイトを 2週間した。 その最終日...... 仕事を終えて 真弥が私に声をかけた。 「向日葵、お疲れ様 今年は助かったよ! はい! 少ないけど給料 でも中はまだ見ないでね」 真弥は私に給料袋を渡す。 「ありがとう! でも何で......?」 真弥は唇に人指し指を 立てて 「それはまだ秘密......」 その時...... 昴と高梨くんが来て 二人は何か話をしているが 聞こえない。 それに気づいた真弥 「高梨......青羽くんこっち 青羽くん向日葵のこと 頼んだよ!」 「あぁ......笹川わかってる! また高梨に連絡するから 行くぞ......向日葵」 昴は私の手をとり歩き出す。 「昴...... ちょっと何処に行くの? 真弥......」 「向日葵、青羽くんと デート楽しんで来て!」 「えっ...... デートて......」 私は突然で何か何だか わからなかった。
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