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「ねぇ......
昴、これてどういうこと?」
昴は恥ずかしそうに
「笹川が言った通り
デートだ......」
私はこんなに照れている昴を
見るのは初めてで
クスッと笑ってしまった。
「何......
笑ってるんだよ!」
「いつも一緒にいるのに
昴の照れた顔
かわいいなぁて思って」
「かわいいて......
あっ......これ着けろ」
昴は止まりズボンの
ポケットから
アイマスクを出す。
「えっ......やだ!」
「良いから着けて!」
「やだ!」
「着けろや......
たく......」
昴は無理やり私の目に
アイマスクをかけて
そのまま私の右手を
引っ張って
何処かに連れて行く
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