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「もしもし......ママ」
『向日葵......今何処にいるの?
もうバイト終わった頃でしょ?』
ママの声は
いつもより
元気が無さそうだった。
朝出る時も私に何か
言いたそうにしてた......
そう云えば、
18歳の誕生日になったら
絶対に話さないと
いけないことがあるて
ママが言ってたことを
思い出していた。
「うん......今、終わってね!
昴と一緒なの」
『そう......』
少しの沈黙が続く
「ママ?」
『向日葵......
もしこのまま昴くんと
居たいなら
もう......
この家には帰って来たら
ダメだからね......絶対に......』
「えっ......
ママどういうこと......
ねぇ......」
言った瞬間、電話は切れた。
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