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とある地方よりとある会社の期間工として出稼ぎに来ていた北山紗季(モデルは作者自身)は、仕事中に災害に巻き込まれ死亡してしまう。
だが、それは紗季が辿る筈であった運命とは違っていたのだ。
原因は地球上のあらゆる生物の運命を管理する部署に所属する、オ〇マ似の下級神が起こした書類上の記入ミスだったのだ。
ミスをした下級神は上司に気付かれる前に内々で処理してしまおうと考え、重大なミスの揉み消しを企む。
内容は紗季に力を与え異世界へと転生させ、転生先の世界に紗季が元々居たように書類を改竄してしまうと言う物であった。
紗季は下級神の提案を受け入れ要望を出すが、下級神の力が足りず妥協した要望で手を打つ事となる。
そして紗季は無事に異世界へと転生を果たす。
そこは地球に酷似しており異なるのは“能力者”と“魔術師”の存在に現代の地球より遥かに発達した科学技術であった。
紗季は力の把握と収入を得る為にチンピラ達を獲物と定め数多くのグループを潰し廻る。
そして時は過ぎ、紗季が力を把握し十分な経験を積んだ頃、とある少年をチンピラ達から救う(結果的に)。
少年は「安藤豊」と名乗り紗季に懐き、お礼に自身の家へと紗季を招待する。
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