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どうよ。 とか言われてもだ、俺と全く異なる思考回路をしてることしかわからなかったわ。 「ホント、いきなり行き別れの妹とか出てこねーかな?」 出てくるワケねぇだろ。 こいつマジで言ってるんだったらだいぶ頭おかしいな。 とか思いつつ 俺は 「そうだな。」 と言って夢を見る友人を傷つけないようにあしらう。 と、こんなバカげた会話をしているうちにY字路にさしかかった。 俺の家は右、涼の家は左なのでここで別れることになる。 軽く「また明日な」的な会話を交わして俺は帰宅した。
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