第1部
4/191
読書設定
目次
前へ
/
658ページ
次へ
街頭の仄暗い明かりが、うすく彼女を浮かび上がらせている。 「…俺、は。青山夏樹…んと、渚南高校の2年4組…って、何言ってんだか」 上手く声が出ない。 なんとなくの照れ笑いで、彼女を見る。 彼女は、驚いているように見えた。 ……あれ? そこへ、ケータイの着信音。 「あ、ごめん。帰らなきゃ……」 着信の相手を確認しつつ、彼女は俺を見た。 「また、ね。夏樹君」
/
658ページ
最初のコメントを投稿しよう!
56人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
19(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!