プロローグとか

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小さい頃、物語の勇者やヒーローに憧れた事がある。 けれど大きくなって、それは何処まで行っても物語に過ぎないんだと、そう思ってた。 勿論トリップや転生に憧れた事が無いとは言わない。 ハーレムとかハーレムとかハーレムとか! チートなんてどうでも良かった、ただ彼女のいない身には、ハーレムが羨ましかった。 ぶっちゃけ、異世界物なんてそんな風にしか見てなかった。 みんながみんなチートを望むのを見て、普通に暮らせば要らねーだろ?位にしか見てなかった。 けれど今、声を大にして言いたい。 「チートが欲しいです……!」
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