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人間達が襲い掛かって来るその度に黒神龍は怒り、疫病、災害、不老不死の解除など数々の罰を与えてきた。
いつしか人間は強大な力を持つ黒神龍と光神龍に逆らうのはやめ、己たちの生活に集中するのである。
黒神龍と光神龍が予言を残していた。
"いずれ我らが敗する時がこよう、その時は私達を負かし倒した者を王とし、新たな王が生まれ、世界は安寧に包まれる。"
そして、時は過ぎ。
ゴルナ族と言う強力な部族にその運命を背負った男の子が生まれる。
それは、新たな神話の始まりであった。
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