プロローグ

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未来がうなだれているところにもう一人やってきた。 「あら未来、どうしたんですの?まさか床とお友達になったんですの?」 「そんなわけないでしょ・・・」 生徒会書記、姫榊弥生。家は大きな財閥で弥生はその跡取り娘らしい。未来とは小学校の頃からの付き合いだが、仲がいいのか悪いのか分からない。 「ていうか・・・沙紀ちゃん本棚にコレクションが増えたと思うのは私だけですの?」 「あぁ・・・さっき沙紀が大量に本を仕入れてたからな。」 「はふぅ~~」 沙紀ちゃんの至福の声が聞こえてくる。そんな沙紀ちゃんに癒されることもある。 「大体、この生徒会はどういう方向性を持ってやるつもりなの?」 「そりゃあもちろん生徒○の一存だよ」 「レベルが高すぎるわよ!」 「そ、そんなことないぞ!だって文章体を葵○きな先生見たくすれば・・・」 「人はそれを盗作と呼ぶわ・・・」
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