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「最初は不安だもんね・・・私も不安で仕方なかったもん」
ユイがアスカの肩をたたきながら言った。
「でも大丈夫!私がちゃんと教えるから心配しないで!まずは基本スキルから教えるね!3日間で基本スキルをマスターしてもらうから!」
ユウト達の特訓が始まった。
「まずスキルは自分で好きなように作れる!私の場合はエアロダンサー・・・自分の身体に風を纏って脚力を上げることが出来るの!ある程度の攻撃ならはじき返すこともできる」
ユイはスキルを発動してみせた。
「スキルはイメージ力が大事なの。自分がどのように使うかよく考えてね。このスキルによって力の差がだいぶ出てくるから」
ユイはそのあとも基本スキルや戦闘術を教えてくれた。
ーーー三日後ーーー
「・・・・よっし!だいたいマスター出来たみたいだね」
ユイ特訓は予想以上に厳しくある程度までレベルが上がっていた。
「じゃあ休憩しながらクエストの説明するね。クエストは基本的にはモンスターの討伐なの」
ユイは淡々と話した。
「GFにクエストボタンがあるでしょ?そこを押すと自分のレベルにあったクエストが出るの!君たちはある程度レベルが上がってるから弱い敵でも大丈夫だと思うけど」
「クエストやってないのになんでレベルが上がってるんですか?」
珍しくアスカが質問してきた。
「それは特訓で私と戦闘したから!私たちプレイヤーと戦っても経験値はもらえるの!私のレベルが高いからある程度まで上がったの。でも戦闘に関してはまだまだ初心者なんだから気をつけてね?」
「よっし!このチームの初陣だな」
ハルキが気合いをいれ立ち上がった。
「まずなんのクエストにする?」
「これなんて良いんじゃないか?」
ハルキがGFをいじりながらユウトに言った。
ーーーーークエストーーーーー
ワイバーン 種族 鳥類 Lv45
「確かにちょうど良さそうだな」
「危なかったら私が助けるから安心して戦いなよ!」
ユイの言葉に3人は心強く思った。
3人は修行して改めてユイの強さを知った・・・・修行の間ユイは息も切らさず黙々と3人に付き合ってくれた。修行の後も自分の自主トレも必ずやっていた。
「んじゃさっそく行きますか」
「そうだな・・・ユイ先輩がいるなら安心だもんな」
ユウトはクエストボタンを押した。
すると4人の身体に光だしワープした。
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