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画面を操作するとすぐに地図がでできた。
「とりあえず行きますか!えっと…16階だってよ。」
ハルキはそう言いエレベーターに向かった。
「なんでユウトはアリオスに入ったんだ?」
エレベーターの中でハルキ聞いてきた。
「なんとなくかな?とりあえず勉強苦手だしこの学園の勉強ってAAAだけだろ?やっぱりそれって楽じゃん。」
「ホントに言ってるのかユウト?AAAってかなりむずかしいらしいぜ身体に相当な負担がかかるしよ。」
そんな会話をしてると16階についた。
「新入生はこちらです。只今から上級生によるAAAの模擬戦が始まりますので早く登録してください。」
職員の声に慌てて二人は席に付いた。
「今から登録してもらうことは三人のチーム組んでください。とりあえず仮メンバーなので急いでお願いしますね。」
「とりあえず二人は決まってるとしてあとどうしようか?時間もないみたいだし。」
ハルキがこっちに来て聞いてきた。
「んー誰でもいいんじゃないか?おっ!隣の子まだ誰とも組んでないみたいだし聞いてみるわ!」
ユウトが隣の女の子に話し掛けた。
「もしよかったらオレらとチーム組まない?とりあえず仮だからすぐに変わると思うけどさ。」
女の子は驚いた表情で
「わたしでいいの?」
肩ぐらいまである赤茶の髪の毛を耳にかけ聞いてきた。
「全然大丈夫だよ!むしろひとり足りないから頼むわ。」
ユウトは両手を合わせてお願いした。
「わかった。わたしはアスカ短いけどよろしくね。」
「ありがと。オレはユウト!んでこっちはハルキ!よろしくな。」
三人はお互いに挨拶し隣同士の席に付いた。
「それではGFにAAAのアイコンがあるのでそれにタッチしてください。押したら少し眠くなりますけど安心して寝てくださいね。目を覚ましたらまた会いましょう。」
職員の言葉をあまり理解できずにみんなアイコンにタッチをした。
すると急に眠気が襲い暗闇のなかに入っていった。
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