城から始まるファンタジー

2/8
前へ
/48ページ
次へ
零「んっ?……………………………はっ!なにこれ?」 目を醒めると城に居て、隣には海斗が寝ていた。 零「貰った能力はどうやって試すんだ?」 あのジジィ、俺に何も言わなかったな。クソっ!もっと殴れば良かった。 俺が考えてると 海斗「えっ?零!何でここにいるの!」 零「お前に巻き込まれた。」 海斗が起きた。 すると 「目を醒ましましたか。」 海斗「君は誰?」 「勇者召喚した者です。」 顔を赤くした女が入ってきた 零「フラグ立つのはやっ!」 「勇者が二人?」 また、違う女が入ってきた。 零「いや、俺は勇者じゃないし。」 「この者を牢に入れなさい。」 すると、俺は兵士に捕まった。 海斗「えっ!零、何で。」 零「海斗、頑張れよ。これは運命だ。」 そして、俺は中二的な事を良いながら兵士に連れて行かれた。 零「牢屋って初めてだなww」 「お前は何で抵抗しないんだ?」 そして、俺が笑ってると隣にいる兵士が話し掛けて来た。 零「暴れても、無駄なのが分かってるし、めんどくさいww」 「変わってるな。」 零「そんな事言うなよww」 牢屋に着くと 「見張りも俺だからよろしく。」 零「よろしく~。」 「後、お前から魔力を感じないが何故だ?」 変な事を聞いてきた。 零「そりゃあ、勇者と故郷が同じだしな。それとも、解放とか出来るのか?」 「試してみるか?」 零「良いのか?そんな事しても。」 「バレなきゃ良いんだよ。」 零「で、どうしたら良いんだ?」 「じゃあ、背中をこっちに向けてくれ。」 そして、俺は背中を向けた。 「どうだ?これが魔力だ。」 零「暖かいな。んっ?何かにぶつかったけど、どうしたら良いんだ?」 「おぉ!じゃあ、それを壊すんだ。」 零「ふん!」 すると、何かが壊れた。 「ぐうぅぅ!魔力を体に纏うようにしてみろ。出来れば早く!」 零「体に纏うように、んっ?出来たのか?」 「ハァハァ、バッチリだ。」 零「何でそんなに疲れてるんだ?」 兵士は肩で息をしていた。 「お前の魔力量が多すぎるんだよ。だから、俺に圧力が掛かってるんだよ。」 零「すまん。今気付いたが、体が軽いな。」 「じゃあ、後は牢屋に入って試してくれ。」 零「はいよ~。」 俺は牢屋に入った。
/48ページ

最初のコメントを投稿しよう!

57人が本棚に入れています
本棚に追加