第8話

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どうも「春一番にご注意を」をごらんの読者様お久しぶりです。小林麻美です。 文化祭もおわりずいぶんと寒くなりました。 私たちの周りではクリスマスムードで賑わっています。 クリスマスといえば恋人と過ごすのが理想ですね。 私たちのクラスには1学年女子人気TOP3が揃っています(新聞部調べ) 好みは人それぞれですが例えば華花渉君。 明るくて誰にでも気さくに話しかけれる、やんちゃっ子です。 戸崎隆太君。1年生ながらサッカー部のエース、ポーカーフェイスと大人な感じの男の子です。 そしてなんといっても不動の人気ナンバー1は天守羽流君。 整った顔立ちに優しく、可愛いく、格好良い。さらには料理まで上手で頭もよく運動神経もいい。 ・・・・・欠点なさ過ぎませんか? 私ももっと仲良くなりたいけど…はぁ…。 羽流君はいつも女の子に囲まれている。 「羽流君ってさぁ」 「ひゃああああああ!////」 「どしたん?麻美…」 「なななな…なんでもないよ…」 後ろにいた佐奈ちゃんに気づかなかった。 「それでー佐奈、羽流が?」 「あー羽流君ってけっこう咲夜とか那津といるじゃん。もう誰かと付き合ってんのかな?」 「どうだろーね」 「でも羽流君、欠点ないしモテてるのは間違いないと思うよ?」 「ふむ…これは探りをいれるしかない」 「「…へ?」」
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