第7話

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「え~絶対似合うと思うよ~故巣さん可愛い顔してるし~」 「え…////ウチが可愛い…///バッバカ言うんじゃないよっ!////そんな、そんなわけ…」 その様子を見ているクラスメイトの大半が疑問を感じ始めていた。 (なんか故巣…おとなしくない?) うんうん、これで故巣さんもクラスになじんでいって欲しいですね これは憂歌さんに感謝… 「故巣さん~これみてよ~」 「え!?これ羽流さんですか!?めちゃくちゃ可愛い!!」 前言撤回。 まさかクラスマッチのときの写真をまだとっておいたなんて…! 「ううううう憂歌さーん!!ちょっと!!」 『私にも見せてー』 『やば!羽流君可愛い!』 『これマジで女装ウェイトレスいけんじゃね?』 「・・・・・・・」 あっという間に憂歌さんと故巣さんの周りに人が集まり、僕の声は届かなくなった。 「ドンマイ」 後ろからの渉君の励ましの言葉が心に染みた…。
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