第7話

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…文化祭当日 「……しくしく」 「おい羽流、いつまで泣いてるんだよ」 「そうだ渉の言うとおりだ、そんなに女装が似合ってるお前が泣いてると…」 「俺たちはどうなるんだ畜生」 僕を含む4人の男子、渉君、隆太君、拳君はメイド服を着せられ教室で憂いを帯びていた。 「あははははは!皆よく似合ってるわよー!」 「えへへ~これはいい思い出だね~」 「あとで写真なー!」 エプロンをつけた女子勢がからかいにきた。 「後藤!てめぇが余計なこというから!!」 「あらあら憂歌のせいにしちゃって~ジャンケンで負けた自分を恨みなさいよ隆太!」 「うっせー!東海林。お前も着ろ!」 「私はいいのー」 「渉子ちゃーん」 「優子、お前覚えてろよ…」 「可愛いわよ~羽流」 「酷いですよ那津さん…」 「拳、ごついなー☆」 「ほっとけ!俺が女装とか一番間違ってるだろ!」
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