第7話

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『ちょ…押すな…』 『いいじゃない、皆に見せなさいよ』 僕たちが話してると教室の外からそんな声が聞こえてきた。 あの声は結衣さんと故巣さん? 「うわ!押すなっていっただろ!朝比奈!」 うわぁ…。 結衣さんに押されながら教室に入ってきたのは故巣さん。 僕たちの数倍フリフリのついたメイド服を着て。 「「「「故巣さん可愛いー!!!」」」」 教室にいた女子が全員、故巣さんに集まる。 「すごいな…」 「あの特攻服姿からは想像がつきませんね」 「確かに、特にあの胸…」 隆太君のいうとおり、故巣さんは…その、女性特有の部位が秀でていた。普段はサラシを巻いているのでわからなかったらしい。 「あれ?拳君は?」 「そういやぁいないな…」 「ん、あそこだ」 渉君が指差す方向を見ると。 『故巣さん…僕、実は初めて会った時からあなたのその胸にとびこ…ぶへええええええ!!!』 「だからアイツはモテないんだ」 「故巣さんにあんなこといったら殴られるのは目に見えてますよね」
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