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『ちょ…押すな…』
『いいじゃない、皆に見せなさいよ』
僕たちが話してると教室の外からそんな声が聞こえてきた。
あの声は結衣さんと故巣さん?
「うわ!押すなっていっただろ!朝比奈!」
うわぁ…。
結衣さんに押されながら教室に入ってきたのは故巣さん。
僕たちの数倍フリフリのついたメイド服を着て。
「「「「故巣さん可愛いー!!!」」」」
教室にいた女子が全員、故巣さんに集まる。
「すごいな…」
「あの特攻服姿からは想像がつきませんね」
「確かに、特にあの胸…」
隆太君のいうとおり、故巣さんは…その、女性特有の部位が秀でていた。普段はサラシを巻いているのでわからなかったらしい。
「あれ?拳君は?」
「そういやぁいないな…」
「ん、あそこだ」
渉君が指差す方向を見ると。
『故巣さん…僕、実は初めて会った時からあなたのその胸にとびこ…ぶへええええええ!!!』
「だからアイツはモテないんだ」
「故巣さんにあんなこといったら殴られるのは目に見えてますよね」
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