第7話

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☆   ☆   ☆ 「いらっしゃいませー!」 「羽流君、これ3番テーブルにお願い!」 「わかりました!」 「渉、それじゃないよ」 「あ?わかりにくいんだよ!咲夜、こっちだっけ?」 「そうそれよ。優子しっかり見ててね」 「隆太ー☆コーヒー足りなくなったらしいから注文きたら注意してってさー☆」 「あーわかった」 数時間後の一般開放。僕たちの喫茶店は忙しいどころのレベルじゃなかった。 なんでこんなに人が来るんだ!? 「すみませ~ん。今、1時間待ちで~す」 教室の外で客案内をしている憂歌さんの声が聞こえる。 1時間待ちってことは言い換えれば最低でも1時間は働かなきゃいけない。 「こここ…こちら、紅茶でございます…////」 タタタタ… あれ?なんで故巣さん、こっちに向かってくるんだろう? 「羽流さん!」 「どうしたんですか…?」 「さっきから客にガン飛ばされてるですよ。ボコッてきていいっすか?」 「だめですよ!!それにガンなんか飛ばしてないですよ」 「いいや!見てくださいあっちの客!」 僕は故巣さんが指差すほうを見た。 えっと、男性客が3人。まぁ確かに故巣さんを見てはいる…けど。 あれは…。 「たぶん、故巣さんが可愛いから見とれてるんじゃないですか?」 「ふぇ!?///ウチが?かかかか可愛い?///」 故巣さんは可愛いに弱い。 というかお世辞でもなんでもなく普通に故巣さんは美人だ。 「じゃあもう少しで休憩なので頑張りましょう」 「わかりました。頑張ります!///」
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