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☆ ☆ ☆
「ふぇ~…けっこう一般の人もいるものだねぇ~」
「そうですね」
色んな店が並ぶ道は多くの人で溢れかえっていた。
「羽流君、なにか食べ…はむっ…」
「どうですか?3年3組のパフェだそうですよ。さっきサービスでもらっちゃいました」
「おいしい…///」
「憂歌さん?顔が真っ赤ですけど…?」
「えへへ~///なんでもないよ~///」
そういうと僕から目を背けて歩き始めてしまった。
「憂歌さん!」
そこで僕は憂歌さんの前に回りこむ。
「ななななにかな!?////」
「クリームついてます」
持っていたハンカチで憂歌さんの頬についたクリームを取る。
「あ、ありがとう////」
「いえ……いてっ!」
その瞬間、後頭部に衝撃が走った。
「なにデレデレしてんのよ…(ムスッ)」
「那津さん…痛いですよ…」
「ふんっ!」
後ろを向くと那津さんが箒を持って立っていた。
「あれ?那津ちゃん、今までどこに?」
「喫茶店の掃除してたの、おわったら皆いないんだもの…」
そういって悲しそうにうつむく那津さん。
やばいです。ちょっとキュンときました。
「あれだけお客さんくれば掃除も大変だよね~」
「全くよ。なんであんなに流行ったか知り…た…い」
「「??」」
急に那津さんの顔が固まり動かなくなった。
なんでしょう?
視線の先には…。
「えへへ~誰だろうこんなことしたの…」
僕たちの女装写真が壁に貼られてありました。
「えええええええええええええええええええ!?」
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