第8話

6/14
前へ
/220ページ
次へ
「もう嫌だ…グスッ…なんであの2人付き合わねぇのか不思議だ…」 俺は肩を落として階段を下りる。 「うんしょ…うんしょ…」 ダンボールが階段を上ってきた。 「ん?あ、桜か」 「お!拳ー☆なにしてるんだー?☆」 「羽流探してるんだ。お前こそ」 「私は、いっちーにこれ持ってきてって言われたから運んでる☆」 「いっちー…?」 はて、誰だそれ? 「花吹雪のおねーちゃん☆」 あ!あの隆太に付きまとってる! 「てか、なんでいっちー?」 「んーと、名前が無花果だから☆」 いつの間にこんなに仲良くなったんだ?←夏祭り参照 「拳も来る?羽流いるし☆」 「本当か!」 俺は桜の荷物を変わりに持ち、無花果先輩のところへ向かった。
/220ページ

最初のコメントを投稿しよう!

380人が本棚に入れています
本棚に追加