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「少しくらいなら大丈夫ですよ」
「本当に!?ありがとう!」
「なっ!羽流!!なんでだよ!」
喜ぶ咲夜さんとなぜか慌てる渉君に僕は囲まれている。
「咲夜さんには助けてもらったお礼もしたいので…」
「そっか…それなら仕方ねぇな俺もいってやるよ」
仕方ないって言いながら顔がにやけてますよ渉君。
「は?アンタは来なくていいわよ」
「なんでだよ!?」
「那津。アンタも来るでしょ?羽流の歓迎会」
「完全にスルーされた!!」
咲夜さんは渉君を無視しながら僕の隣…那津さんに話しかけていた。
すると那津さんは椅子から立ち上がって僕の方を向いた。
「ふざけんな!私、あんたみたいな男、大っっっっ嫌い!!」
そう言い残すと教室を後にしてしまった。
「「「…………」」」
数秒の沈黙を挟んで
「…羽流、なにかしたの?」
「……全く持って身に覚えがありません」
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