始業式

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「真由ちゃん、知ってるの?」 「1年の時一緒のクラスだったから」 「そうなんだ。鳴瀬君っていうんだ」 「ねぇ、それより、今日は一緒にご飯いけるでしょ?淳とかクラス離れちゃって寂しがってるから行こう」 「うん、今日は行けるよ」 「よかったぁ」 そう言って、真由ちゃんに手をひかれ教室を出た。 教室を出る時、一瞬だけ鳴瀬君の机に目がいった。
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