体育祭 1

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結局、その後も走れる状態まで回復はしなかったものの、歩くことは普通にできるようになったので、みんなの練習を終わるのを待って帰ることにした。 私以外の子はみんな運動部に所属しているから、それぞれの場所へ散って行った。 「…さて、帰ろ」 ノロノロと陸上部の部室へ向かう。 着替えを終えて、部室棟から出ようとした時、 「おい、戸田」と声をかける鳴瀬君が立っていた。
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