563人が本棚に入れています
本棚に追加
/503ページ
「じゃあな、気をつけて帰れよ」
「あ、ありがとう」
鳴瀬君は「久しぶりにお前の走り見れて良かった」と言って、グランドへ走って行った
残された私は、手の中にある水滴のついたミルクティに視線を移す。
「……」
ミルクティ好きなの知ってたの?
久しぶりに私の走る姿って…?
ストローを刺してチューっと一気に飲む。
確かに甘い。
けど…おいしい。
その場で、ミルクティを全部飲んでから校門へ向かった。
最初のコメントを投稿しよう!