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大きな扉を開けたむこうには、異国を思わせるようなお洒落な内装だった。
「いらっしゃいませー」
一番に寄ってきた子は、可愛い顔したボブヘアーの小柄な子。
ぐるりともう一度店内を見渡すと、4人くらい見えた。
―――へぇ、中々のレベルね。
よくもまぁ、こんなにも美人を揃えれたものだ。
「一人なんだけど、空いてる?」
「うん、今丁度空いたっぽいっす。お客さんウチ初めてだよね?誰って決まってないっしょ?カウンターでいい?」
え?なにその喋り方。あたし客よね。しかもこのガキより一回りは生きてるはず。
・・・友達じゃないんだけど。
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