序章

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マハーカーラとの戦いにより組織は大幅に変わった。 弾圧者全体の指揮をとる代表の【ミスラ】がマハーカーラの一員に暗殺された。 その影響としては、ミスラ代表の代わりに【ブラフマー】が代表に選ばれて就任した。 また、弾圧者を代表するエリートとして個人行動が許された存在の【アーディティヤ】も、マハーカーラとの大きな戦いにより九人の内の半数が行方不明になった。 マハーカーラとの戦闘の数々により組織の戦力は減り、それを深刻と考えたブラフマー代表は、基本的に弾圧者の命に関わる任務は最低でも二人以上にするため二人組を提唱し、そのため個人行動が許される独立部隊アーディティヤは解散され、積極的に組織の人員を育成するために、様々な学校や施設が作られ、組織の戦力は安定を取り戻していった。
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