2章 出会い

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行織は終わった…………。いろんな意味で。 屋上にいる皆がそう思っただろう。 だが、行織は後悔はしてなかった。 「なんだこりゃ!?」 鬼塚の声で我に返る。 鬼塚は俺の胸をじっと見つめていた。 何だろう?? 行織は鬼塚の視線をたどってみた。 光る球のようなものだった。 光り輝く『それ』は青く、そして眩しい程に綺麗だった。 「な、なんじゃこりゃぁあ!!!」 俺は、ビックリして『それ』を胸から思いっきり取ろうとした。 取れた。 アレ? 取れるんだ。 『それ』をゆっくり自分の目に近づけ見てみる。 綺麗だなぁ~。なんだろぉ~?
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