26人が本棚に入れています
本棚に追加
行織は終わった…………。いろんな意味で。
屋上にいる皆がそう思っただろう。
だが、行織は後悔はしてなかった。
「なんだこりゃ!?」
鬼塚の声で我に返る。
鬼塚は俺の胸をじっと見つめていた。
何だろう??
行織は鬼塚の視線をたどってみた。
光る球のようなものだった。
光り輝く『それ』は青く、そして眩しい程に綺麗だった。
「な、なんじゃこりゃぁあ!!!」
俺は、ビックリして『それ』を胸から思いっきり取ろうとした。
取れた。
アレ?
取れるんだ。
『それ』をゆっくり自分の目に近づけ見てみる。
綺麗だなぁ~。なんだろぉ~?
最初のコメントを投稿しよう!