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屋上。
伊織の唯一の空間だ。
ここなら人は誰もいないし、のんびり過ごせる。5時間目出ようかな…。
「ん?」
マーガリンぱんを口でくわえながら伊織は屋上の階段の上のさらに高い場所に居る人の存在に気ずく。
「誰だ?行ってみよ…。」
伊織は階段を上り、すやすやと寝ている一人の少女に目が通る。
可愛い。
それが第一印象だった。
彼女は、赤くサラサラなショートヘアーに凛とした顔つきで、男子だったら一度はさわってみたい、キレイな太ももを露出させてた。
あ、もうちょっとスカートの中が見える…。
俺はそのことしか頭になかった。
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