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以下、小声での会話である。
「俺の聞き間違いでもなくて、本当に柊なんだな」
「その通り」
「思ったよりも、事態は深刻化している…」
相原は嘆くようにぼやいた。構わず続ける。
「理由を聞かせてやる」
「……聞いてやろう」
「柊が気になる理由①三つ編みかわいい②顔かわいい③スカートからのぞく太もも④鉄壁スカート⑤天然かわいい⑥家庭的さすが⑦かわいいから仕方ない」
「ああ、それらはすべて柊に当てはまり、高レベルな相手だ。認めるよ、だが…!」
相原は悔しげに次の言葉を吐いた。
「だが、男だ…!」
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