はじまりはじまり

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 話は飛んで夜中の1時前。久方に携帯ゲームを楽しんでいたらもうこんな時間だ。  普段ならもう夢の中だが、何故か今日は起きていたい気分だった。  そして、いつも来るはずのメールも今日は何故か来ない。言い方悪いが邪魔が無く、ゲームに集中出来たのです。 (あー……やっぱ一人はきついか。素材集めも飽きたなぁ……)  ご存知プレイしているゲームは、ひと狩り行こうぜ! で有名なアレ。  長時間プレイしていたので小腹が空き、喉が渇く。夜食は体に良くないが体が食物を欲してるのです。  仕方が無く俺は部屋を出てリビングに向かう。途中、妹の美紀の部屋を横切ったが、アイツの部屋も明かりがついていた。まだ寝ていない様子だ。 (……アイツ、まだ起きてるのか。意外と寝るの遅いんだな)  そんな事を考えながら、階段を降りる。  リビングに到着して真っ先に向かったのは冷蔵庫。側扉に麦茶と主婦の味方である魚肉ソーセージを発見。  もう迷わず手に取りましたね。魚肉ソーセージテラウマスwwwwですもん。  食器棚からガラスのコップを一つ取り出して、夜食の準備万端。夜食セットを手に持ちソファーに向かった。  普段ならソファーは、母専用。てか独占ですね。  夜食セットを目の前のテーブルに置いて、ソファーに腰を下ろした。 (ソーセージウマー)  ビニールの膜を剥いて、剥き出しになったピンク色の肉棒……それをゆっくりと舌で転がしながら……  ってゴラァ! 表現がエロいわwwwww開始3ページでこれかよ!  どうせやるなら愛ちゃんでやれよな……  ん? 愛ちゃん?  …………!  ふと昼休みに言われた事を思い出す。確か、愛ちゃんに夜中1時まで起きていて……っと。 「……1時2分前か」
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