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D戦士達の元にもどると みんなは怪訝な顔をしてダメオを向かえた
何故なら ダメオのリュックから スカイマンが愛用していた財布が出てきたのだ、しかも血でべっとり汚れていた
スカイマンの亡骸には最初から財布が抜かれていたどうしてこれをお前が?
皆が問い詰める。
もちろん仕込んだのはマスターだ
しかしダメオはもう決められているのだ
「ちぃ…バレたか
そうさ 俺は 一経様のスパイよ!」言わなければいけないセリフは決められてるのだ
D戦士達 「なんだと!?…そう言えばスカイマンの亡骸を運んで来た時、ダメオだけ集合するのが一番遅かった…きっさま!」
次の瞬間 ダメオは仲間に袋叩きにされる
「ひぃぃ…さすがにお前ら全員にはかなわねぇ!ごめんなさい ごめんなさい」
一人一人に土下座をして許しをこうダメオ
ダメオの脳裏に浮かぶ
のは
力を合わせて友情を誓いあった昨晩の皆の喝采だった
ああ…あれは なんだったのか… まるで 別の人の話しではなかったか…
そうだ これは 僕のことじゃなく、まるで別の人が殴られてるんだ
…今まで
そうしてきたじゃないか…
だがダメオはジョニーを発動しなかった
D戦士達「なぜだ?なぜジョニーを発動して防御しない?」
ダメオは最後にこう言った
「…いいだろ?最後くらい ぼくはぼくのままでいたって…」
そう呟くと血を吹き出し 倒れ もう… 動かなくなった。
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