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土「勝者、暁白!」
白と斎藤の試合が終わった。
それと同時に、女声の黄色い声がさらに高まる。
『白様ーっ!!』
『素敵ですーーっ!!』
などという言葉が行き交う。
斎「いい経験になった。感謝する。」
白「いえ、それは僕も同じですので。」
そう言葉を交わして、白は黒のもとへ戻るために斎藤に背を向けた。
黒「えーっと、次は、沖田と永倉?」
白「そうですね。これで勝った方が次の僕の対戦相手になります。」
と、白と黒が話していると、
沖「必ず私が勝って、白さんと試合をします。」
といきなり、沖田が二人の前に現れた。
だが、二人はさして驚きもせず。
白「はは、頑張って下さい。」
と白は、笑いを零した。
第四試合、沖田対永倉。
沖「負けませんよ。」
永「俺だって負けねえぜっ!!」
と二人が言い合う。
しっかりと、竹刀を構えて。
土「では、始め!」
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