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チョッパー「俺は探す。医者としてほっとけないからな!」
ルフィ「俺も行く!チョッパー匂いですぐにわかるんだろう?」
チョッパー「それが…血の匂いでいろんな匂いが消されてるんだ。だから、地道に探すしか…。」
ウソップ「じゃあ、探すのは多いほうがいいよな!」
フランキー「俺も行くぜ!探査機を開発しといたんだ!」
ブルック「ヨホホホ!私も探しますよ!」
ブルックは魂の姿になる。
ナミ「まったく、仕方ないわね。」
ロビン「フフっ、無事に見つかるといいけど。」
ルフィ「サンジ。」
サンジ「…なんだ。」
ルフィ「お前は帰ってきたゾロの為に美味い飯作れ。いいな?」
サンジ「………わかった…。」
ルフィ「よし!じゃあ探すぞ!」
サンジ以外は「おぅ!」と言って探しに行く。
サンジはタバコに火を付け調理場へと向かう。
ゾロは街を血まみれの体で歩いていた。
ゾロ「酒…くれないか?」
ゾロは酒屋に入り店長に言う。
店長「はい、いらっし………ひぃっ!さ、酒ならやるから外で飲んでくれ。金もいらねぇ!」
ゾロ「そうか…悪いな。」
ゾロは酒をもらい外へ出ていく。
そこからまっすぐ歩くと大きな湖が見えてきた。
ここで飲むかと地面に座り込む。
空には大きな満月。
ゾロの今まで押さえていた気持ちがはじける。
くいなと修行した日々
くいなと戦った日々
くいなと笑いあった日々
くいなと約束をした日
今まで思いだそうとしなかった、くいなとの思い出が次々に勝手によみがえる。
ゾロは打ち消そうと、その場で腕立て伏せを始める。
ゾロ「1、2、3……………………102、103…」
その時、後ろに懐かしい気配を感じた。
ゾロは振り返るが、誰もいなかった。
ゾロ「はっ…」
ゾロは昔も同じことがあったと笑った。
くいなを感じて振り返るがそこには誰もいない。
ゾロは飲み直そうと再び湖の方へ向きな押す。
ゾロ「…え?」
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