旅立ち

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治療は1日かかった。 そして2日目の夜… ベットに女の子が寝ている。 もんじの娘、名前はさくらだ。 チョッパー「これでもう安心だ!あとは毎日3回この薬を飲ませてあげてくれ。一応多めに渡しとくけど、1ヶ月飲ませたらまた元気になるよ。」 もんじ「ありがとうございます!」 もんじの横にいる女性はもんじの妻ももかだ。 ももか「娘のこと本当にありがとうございます。」 チョッパー「そんなにお礼言われたって嬉しくねぇぞ!」 チョッパーはニヤニヤしながら言う。 サンジ「おい!飯の準備できたぞ!」 ルフィ「おほ~!飯!ほらお前も行くぞ!」 もんじ「いや、俺は娘を…」 ももか「良いわよ。さくらは私が見てるから。ゾロさんと一緒に過ごしなさい。」 もんじ「で、でも。」 ももか「あれから一言も話してないじゃない。久しぶりなんだから、ね?」 するとサンジがやってくる。 サンジ「ももかさ~ん!さくらちゃんの為のお粥とももかさんの食事持ってきましたよ~!」 ももか「なにから何まで、ありがとうございます。」 さくら「お、お父さん…」 もんじ「さくら!!!」 さくら「私は…大丈夫。お友達とお話…してきなよ。」 もんじ「……さくら…」 さくら「お父さん……ありがとう。」 もんじ「……あぁ…。」 ゾロ「…もんじ…行くぞ…酒一緒に飲むんだろ?」 もんじ「…ああ!」 もんじは嬉しそうにゾロの肩に腕を乗せ食堂へ向かう。 ナミ「じゃあ、さくらちゃんの治療が無事に終わったお祝いに乾杯!!!」 全員「乾杯!!!」 みんなはいつも以上にどんちゃん騒ぎだ。 ゾロ「おい、もんじ!」 もんじ「…な、なんだよ。」 ゾロ「…飲み比べでもするか!」 もんじ「…おぅ!俺は言っとくが酒豪だぞ!」 ゾロ「へぇ、そうか。奇遇だな俺も酒豪だ。」 ウソップ「おい、もんじさんよ。あんた子供のゾロしかしらないだろうけど、大人になったゾロの酒豪っぷりを甘くみると痛い目見るぞ!」 ウソップはすでにべろべろだ。 チョッパー「しょうだぞ~!ゾロは何杯飲んでも酔わないんらぞ!」 チョッパーもべろべろだ。 もんじ「いい勝負ができそうだな!」 ゾロ「うっし、じゃあ勝負だ!」
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