はじまり

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サンジ「マリモは新しい島にビビっているのだよトニーくん。」 ゾロ「なに?」 サンジ「まぁ、いつもみたいに船番しとけよ。酒なら適当に…」 ゾロ「てめぇは黙ってろ。俺は船番はしねぇ。」 ゾロはサンジの胸ぐらを掴みいつもと違う殺気を放っていた。 チョッパー「ま、まぁまぁ!喧嘩はやめろよ!」 サンジ「何、本気にしてんだよ馬鹿マリモ。」 ゾロはしばらくサンジを睨み、手を離す。 ブルック「わ…私、船番してますよ?特に買うものありませんから。」 サンジ「おぉ、そうか。悪いな、早めに帰って来るからその間頼むよ。ほら、マリモもお礼言えよ。」 ゾロ「……。」 ゾロはサンジの言葉に反応もせず、ブルックの肩を軽くポンポンと叩いて船首に向かう。 サンジ「なんだあいつ。」 チョッパー「サンジが突っかかりすぎなんだよ。どうして喧嘩しかできないんだ?」 サンジ「別に理由なんてない。ちっ…くそ、むしゃくしゃする!」 チョッパー「おい!サンジ!」 サンジは準備してくる、と部屋に入っていった。 チョッパー「でも、なんでゾロあんなに怒ったんだろう。いつもなら、うるせぇクソコック!とか言って喧嘩するのに。」 ブルック「ゾロさん本気でしたね。」 ルフィ「よし!上陸だぁ!」 ナミ「ちょっと待った!」 ルフィ「なんだよ!早く行こうぜ~!」 ナミ「ログがたまるまで3日もあるんだから、絶対騒ぎだけは起こさないでよね!」 ルフィ「わかったよ!わかったから早く…」 ナミはルフィの頬っぺたをつねる。 ナミ「あんたが一番不安なのよ!あとゾロ!あんたも大人しくしてなさいよ!」 ゾロ「わかったよ。」 ナミ「よし。じゃあ行くわよ!」 ロビン「フフッ。ナミちゃんも大変ね。」 ブルック「では、ライオンちゃんは私にお任せを~!!」 フランキー「だから、ライオンじゃなくてサニー…」 サンジ「フランキー、今はそんなのいいだろ。ほら置いてくぞ。」 ブルックを残し、皆は島へと消えていく。
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