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「ハハハハッ」
「ウケるぜ!」
「女に負けるってなぁ!」
「意外とたいしたことないんじゃねぇのか?」
「死んだ奴から手紙なんてくるわけねぇのによ!」
ゾロの耳には、一人一人の声がはっきり聞こえていた。
ゾロは黙って下を向いていた。
ハズール「なんだ?どうしたロロノア。恥ずかしいのか?そりゃそうだな。死んだ奴からの手紙信じて、ここに来たら仲間に裏切られて、女に負けた事大勢に笑われて、お前なんだか可哀想だなぁ。」
そういうとハズールは再び笑い始めた。
ハズール「お前ら!早く楽にさせてやれ!」
その言葉を合図に、さっきまで笑っていたやつらがゾロにかかってきた。
「楽勝だぜ!」
「ヒャッハー!」
ジャキン
刀を鞘に納める音がする。
すると、ゾロの周りの奴らは全員倒れていた。
ハズール「な、なにがおきた!?」
もんじ「……。」
今までテンションが上がっていた他の奴らは何が起きたかわからず固まっている。
ハズール「お、お前ら!早くそいつを片付けろ!」
その言葉を聞いて、少し間があったが、またゾロへ向かっていく。
「死ね!!!」
ゾロ「…死ぬのは…」
ゾロは刀を抜く。
ゾロ「お前らだ!」
ゾロは次々に敵を切っていく。
まるで魔獣のようだ。
「だ、だからやめようって言ったんだ。」
「え?」
「あのもんじってやつの話が本当なら、ロロノアは騙した俺たちを容赦なく殺すって!」
「そんな…嫌だ死にたくない!逃げようぜ!」
二人は逃げようと後ろを振り向くが、ゾロはすでにそいつらの後ろにいた。
「ギャー!!」
ゾロはどんどん切っていき、体は返り血で真っ赤だ。
ハズール「こ、これが魔獣のロロノア・ゾロ。」
「ハズールさん!しっかりしてください!懸賞金2億ベリーの力あの化け物に見せてやりましょうよ!」
ハズール「あ、あぁ!そうだな。まさか、俺が出ることになるとは。」
ハズールはゾロのもとへと歩いていく。
ハズール「仕方がない。このヘビヘビの実、モデルドラゴンの力を見せてやろう。」
ゾロ「………。」
ハズールは大きなドラゴンに変身し、中に浮いている。
ハズール「懸賞金1億2000万のお前に2億の壁はでかすぎたか?ハハハハ!」
ハズールとゾロの戦いがはじまった。
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