想い

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ハズール「いくぞ!」 ハズールは急上昇していく。 ハズール「炎光破(メラゴウハ)!」 広場と同じくらいの大きな光をゾロに向けて飛ばす。 「ハズールさん俺達も殺すつもりだ!」 「うわぁ逃げろ!」 もんじ「ゾロ!お前も逃げろ!」 ゾロ「………。」 ハズール「ほう。逃げないとは根性はあるようだな。だが、もぅ終わりだ!」 ゾロの上に光が迫る。 もんじ「ゾロ!」 ゾロは刀を抜き、光を見上げる。 すると、先ほどまであった光の塊は刀を鞘にしまう音と同時に消えていった。 ハズール「なに?」 もんじ「あの…ハズールの技を…。」 ハズール「貴様!何をした!!!」 ゾロは何も話さない。 すると、ゾロは屋根や壁を伝って空中にいるハズールへ近づいていく。 ハズール「くそ!光乱斬(コウラザン)!」 ハズールは爪で引っ掻くような動きをする。 すると、引っ掻いた空気が光をまとってゾロを追ってくる。 しかし、ゾロは技を避けることなく、くらいながらもハズールへと近づいていく。 ハズール「くそ!化け物か!しかたない。」 ハズールはさらに急上昇する。 ハズール「最終奥義。」 もんじ「あれは…」 ハズールの上には黒い雲がどんどん大きくなっていく。 ハズール「龍雷………チャージ完了。」 ドラゴンの姿だったハズールは雷を浴び龍の形となっていた。 もんじ「だめだゾロ!その技は…」 ハズール「ハハハハ!遅いわ!いくぞロロノア!」 ゾロ「…………。」 ゾロは時計台のてっぺんに立ったまま動かない。 ハズール「雷龍破(ライガリュウハ)!」 雷をまとって巨大化した龍がゾロに向かってくる。 ハズール「女に負けていた奴にこの俺が負けるはずないんだ!」 もんじ「ゾロ~!!!」
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