STORY.①

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    「ではこちらへどうぞ」     そう言うと長岡は歩き出し要はその後に付いて行く     階段をあがりいくつかある部屋の扉をすぎていくと、一番奥の正面の扉で止まった     長岡が要の方に振り返ると  「こちらが旦那様の書斎、兼仕事部屋になります 就寝、お食事以外はこちらで過ごされることが多い方です 覚えておいてください」     「はい わかりました」     要の返事を聞くと長岡は正面に向き直ると扉をノックした     「──はい」     中から返事があると長岡は自分の名前を言うと更に 「どうぞ」 と言われ扉を開ける    
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