セフィロス短編夢小説

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ユウ「……はぁ…」 今日でため息何度ついただろうか ため息をつくと幸せが逃げるというけれど、一体いくつの幸せが逃げていったのか 原因は以前から思いを寄せていた彼―――腰あたりまでのびる白銀の髪、魔胱色の鋭い瞳、周りを圧倒する強さと存在感を持つこの神羅カンパニーのソルジャークラス1stで、英雄と賞されているセフィロスにある セフィロスに憧れて神羅に入った人間は決して少なくない その彼が長期の任務に出てから今日で十日目 セフィロスは早く終わらせて帰ってくるって言ってたから、そろそろ帰ってきてもおかしくはない それに私が知っている限り今までセフィロスが一週間以上も任務からかえってこないなんて一度もなかった 怪我でもしているんじゃないかと不安になり何度か電話をしてみようと思い、かけようとしたけど、任務の邪魔になってはと思い今日まできた (いつもなら帰ってくる日にはセフィロスから電話がかかってくるのに… もしかして…… 私捨てられちゃったのかな……) だんだんと悪い方向に考えてしまう そう考えると目の前の景色が滲んできた ユウ「……ふっ……うっ…」 ふわっ ユウ「!?」
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