31人が本棚に入れています
本棚に追加
裕也と霧也の質問攻めが終わると、2人とも驚いた顔をしている。
「ど、どうしたのよ?」
「ヒロ、もしかして……」
「もしかしなくもないですよ……。まさか、日本に戻ってきていたなんて……」
「え、誰?」
見れば遥と加恵も不思議そうな表情をしている。
遥たちは知らないのかしら?
「僕と霧也の知り合いです。ちょっと、会いに行ってみましょうか」
そう言うと、裕也にしては珍しく先に小屋を出てしまった。
霧也も、心なしか嬉しそうにそれに続く。
残されたアタシたちは戸惑いながらも顔を見合わせ、小屋を出た。
最初のコメントを投稿しよう!