序章 ダイヤの輝きと共に

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「潜入方法はどーすんだ?」 「それは、僕と霧也に任せてください。今回は、もっとも自然な形でやりますよ」 加恵の質問に答えながらも、裕也はパソコンを操作して新しい情報を集めている。 「とりあえず、移動に時間がかかりそうなのですぐに行きましょう。詳しいことは、移動しながら話します」 そう言って立ち上がった裕也のあとを追うアタシたち。 「即日決行か……久しぶりだな」 「ヘマしないように気を付けないとな~」 「加恵さんが、ですよ」 「俺っ!?」 「カエ、ぜったい見つかりそう……」 「見つからないって!!……たぶん!!」 「たぶんなのね……」
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