47人が本棚に入れています
本棚に追加
しかし妃がいくら望んでも
妃が子供に恵まれることはありませんでした
子供ができない悲しみと
王に対する申し訳なさで
妃の心はぼろぼろでした
王は妃に優しく言いました
-子供が出来なくたっていい-
-僕は君がいてくれるだけで満足だよ-
-跡取りは養子をとればいいのだから-
妃は胸の重荷が消えていったのを感じました
妃は王と結ばれることが出来たのを
心から感謝しました
そしてこの優しき王に一生ついていくことを
改めて誓ったのです
最初のコメントを投稿しよう!