失うこわさ

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私は逃げている 夢から、人から、現実から…… こわいんだ 夢を持つことが、 新しいものを作ることが、 だって、失うこわさを知ってしまった あなた達が教えてくれた、恐ろしい虚無感 1年前のあの感情が再び生まれるのなら、 最初から、 光も闇も、何もない世界がいい 壊れる悲しみを知らないためなら、 幸せをも捨ててやる 出会いがあるなら別れもある 壊れるのは、形あるものだけじゃない だからお願い 私に夢を与えないで 私に希望を持たせないで それをまた失うのがこわいから
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