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光太「うわ~大きいね。」
麻衣「でしょ~私、この木好きなんだ!大きいもん。」
僕達は、その大きな木をずっと見上げていた。
『麻衣!!』
一瞬ピクッとした麻衣ちゃんは、震えながら後ろを振り返った。
『麻衣、幼稚園が終わったら早く帰りなさい。危ないだろ!』
強い口調で大人の男の人がしゃべって来た。
麻衣「パパ……。」
どうやら、麻衣ちゃんを殴っている父親だ。
光太「麻衣と一緒の幼稚園の……。」
バシッ
麻衣の頬を叩いた、父親は麻衣ちゃんの手を握って歩いて行った。
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