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あの日から1週間が経った。
『……先生。』
「ん?何だい?」
『先生より遅いサスケくんって…。
やっぱりサスケくんに何かあったのかも…。』
私の隣には心配そうな顔を浮かべるナルトが居た。
今日は第七班での任務があるためこうしてみんなで集まってるけど…。
サスケくんがまだ来ていない。
いつもなら一番早く来ているはずなのに、今日はカカシ先生より遅い。
「まぁまぁそう慌てるなって。
大丈夫だよ、サクラ。」
何が大丈夫なの?
『でも……
「俺ってばちょっとサスケを探してくる」
ナルトはそう言うと走って行った。
『ナルト待って!
…私も探しに行ってきます。』
カカシ先生を置いて私もナルトの後を追う。
サスケくん何かあったの?
何もないよね??
ただ、寝坊しただけだよね…?
サスケくんの家に着いたら
悪い、なんて言いながら笑い飛ばせるよね…?
何もありませんように。
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