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「いやぁ、悪いねみんな。
ここに向かう途中に道を尋ねられて…
『「はい、嘘!!』」
カカシ先生の言葉を遮り私とナルトは同時に言葉を発する
本当なのに…
なんて言いながら先生は落ち込んでる。
その態度こそ、嘘っぽいんだよなぁ…。
堪らず私は笑いを吹き出す
「よし、今日の任務は……」
カカシ先生が説明している中、
私はサスケくんをチラリ、と見てみる
…………そんな悲しく笑わないでよ
不安になり、サスケくんに話しかけようとする
「おーいサクラー聞いてるかー」
カカシ先生が私を見て笑顔を見せる
聞いてますとも。半分は。
『聞いてますよーだっ!
続けてください。』
舌をチョロリと出し、
またサスケくんに目線を移す
『サスケくん?』
なるべく小さな声で話しかける
「ん?」
サスケくんも小さな声で答える
『今度、あんみつ食べに行こう!
元気が出るよ~!!』
「そうだな。行くか。楽しみにしとくよ」
サスケくんが微かに笑ってくれた。
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