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報告書
10年前、王国で行われた魔族に対する連盟を作る目的で行われた調印式で国家の乗っ取りを目論んだ大臣の手によって1人のギルド員が殺された
名前はムクロ(16歳)、不死鳥の大隊に所属していたランクA1の少年である
彼は魔族である吸血鬼を飼い慣らしていた
大臣はそこに目をつけ、教国と結託
武装信者部隊を使い彼を裏切り者として処刑、結束を図るつもりでいた
しかし結果は両胸を刺されながらも吸血鬼に連れられ逃走、不死鳥の大隊のギルド員たちとマスターの娘のレン・エベレス、盾の貴族の嫡子のアーサー・イージス、ムクロの義理の母親であるネクロが2人を逃がすために武装信者部隊と戦闘を開始した
彼らは武装信者部隊の半分を討ち取るという健闘をみせるが、途中乱入した獣王、龍人王、賢王の三名により壊滅した
武装信者部隊の部隊長であるジャッジはレン・エベレス、アーサー・イージス、ムクロの三名を日の出と共に処刑することを宣言、自身は生き残った武装信者部隊50名を引き連れて逃げたらムクロと吸血鬼の討伐に向かった
それから数時間後、処刑の時刻が近づいた頃に教国の代表者が上記の三名に対し慈悲として祈りを捧げたいと大臣に提案、大臣はこれに了承した
祈りは中庭で行われ多くの兵士たちがこれに参加した
そして処刑台に固定されていた三名の見張りとして呼ばれていた帝5名(闇帝不在、炎帝は呼び掛けに拒否)とランクSの救世主のいる中で彼は戻ってきた
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