始マリノ災厄

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4人はメイドについて歩く 城の中は暗く、メイドの案内が無ければ歩くことが出来ないほどだった メイド「・・・・・・・・・」 メイドは無言で歩き続ける 目は塞がっているはずなのにその足取りはしっかりとしたものだった ヒロユキ「・・・・・・君はどうしてここにいるんだい?魔王に無理矢理働かされているのか?」 ヒロユキがメイドのことを心配してか話しかける メイドは一見人に見える、それなのにここにいることがおかしいと考えたのだ メイド「・・・私は自分の意思であの方に使われています」 ヒロユキ「!?どうして!!」 メイド「理由ですか?言いませんよ 自分で考えることを止めて王の言われるがままに魔王様を殺しに来たあなたになんか言いません」 有無を言わせぬ強い口調でメイドは言った ヒロユキ「(魔王め・・・・・・!!こんな女の子を洗脳するなんて・・・・・・!!)」 メイドの反応を見て彼女は魔王に洗脳されていると決めつけ、怒りを燃やすヒロユキ 彼の思い込みの強さはこれまでは吉と出ていたがこれからはどうなるか分からない ・
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