浄化とかって大抵光か炎のイメージだよね

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「とりあえず、先に進めないように壁を張る…少しで良いから、奴らの気を逸らしてくれ」 「うん、やってみる…〔それは小さくとも、侮どれば多くを失う強き力・ウ・インパクト〕!」 ――ボオォン! 魔物よりか手前の所で、アリアは無属性魔法の小規模爆発を起こす。 ネズミの形をしてるのもあり、やはり音には敏感らしい。 爆発音を聞いて、魔物達はピタリと立ち止まり、辺りを見回している。 ――この世界の魔法は、少し変わっている。 初級>下級>中級>高級>上級>最上級>神級 このようにランク分けされている上に、詠唱詩は初級から徐々に長く唱える状態になる。 無詠唱というのもあるが、必ずと言っても良いほど、属性ランク分けの言葉と技の名前を言わなければならない。 属性ランク分けの言葉は、言ってしまえばあいうえお。 ア行は無属性 カ行は火属性 サ行は水属性 タ行は土属性 ナ行は雷属性 ハ行は風属性 マ行は闇属性 ラ行は光属性 を表しており、 一の段が初級、二の段が下級、三の段が中級、四の段が高級、五の段が上級になる。 最上級はそれなりに威力にバラツキがあるため、一の段と、その階級ごとになっている。 神級はあまり出回っていないのもあって、詳細は不明となっている。 が、ここ近年使い手が増えていると言われている。 この言葉を必ず入れなければ、魔法は発動しない。 だから完全無言の魔法詠唱は無いものとされている。 それが、このランテージでの魔法の規律。 アリア曰く「なんかダサい」
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