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自分は、小さい存在だった。
沢山いる仲間は、辺りに散らばって活動するものの、確かに一つの群れとしての役割を持っていた。
この森はとても広い。
人が来るものの、草をよく収集していくのを見かけるからだ。
けれども、たまに変に強い奴が、周りの奴を強い力で葬り去って行っていた。
一瞬で森が土だけの状態になったり、たまに戻していくやつもいる。
けど、それは一度だけじゃなくて、何度もそれを繰り返していった。
戻ってはいるものの、明らかに魔力が強く含まれた木々と木の実。
むき出しになっていった土にも、変に強く魔力が付いていた。
魔力と魔素は、元は同じでも違うもの。
魔素は誰にでも馴染むけど、魔力は違う。
使ったモノに合わせられて生成された魔力は、少しずつ、僕達や周りに影響を出していった。
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