森は魔物を喰うそうです

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+  +  +  +  +  + 私は今すごく気まずい。 「……」 「……」 「……」 『睨み合ってるねぇ』 今、私の目の前ではメイ、コーネール、そして金髪メイドの婦長さんが睨み合っている。 「今、何て言った?」 「ですから、トワレの森を視察する人物を、アリア様とメイ様にすると、アーゼン様からの通達です」 「なぜ、アリア様とこの護衛がお二人でなのですか?!」 「コーネールはお黙りなさい。主からのご命令です。それに、拒否権は無いはずですわよ?」 「……今行くのは、控えたいのだが」 「主からのご命令です。拒否権はありません」 「……」 婦長さん恐え……お父様命令で押し切ったよ。 ――あの後、私は医者の人に別状はないかを見てもらって(気を失っていたんだし)、とても身軽な服に着替えてから、この応接間に居る。 何故かスカートに、透けないレギンスを履いてます。 動きやすいから好きだけど。 そこには紅茶を用意して控えていたコーネールと、私と同じく医者に診てもらったメイがいた。
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